
ここ5〜6年で増えてきている、骨関節炎。
骨関節炎は、犬の現代病ともいわれ、成犬の5頭のうち少なくとも1頭は関節炎を患っているといわれています。
あなたの犬は、大丈夫? |
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■あなたの犬は、関節炎になっていませんか?
あなたの犬は、お辞儀をするように頭を下げながら歩いたり、お尻をふりながら歩いたりしていませんか?
それは、病気の注意信号かもしれません。人間でよく知られている関節炎は、人と同様に犬も痛みを伴います。こんな歩き方をする犬には、関節を痛めている場合が多いのです。
日本では10頭のうち1頭(約100万頭)が骨関節炎を患っていると言われています(ファイザー製薬の調べ)。その内、約6割は8歳以上のいわゆる老齢犬であることからも、今後犬の寿命がさらに伸びにつれて、脚の痛みに苦しむ犬がさらに増えそうです。
品種や年齢にかかわらず、すべての犬は関節炎に冒される可能性があります。室内のみで飼育されていることが多いことからも、小型犬だからといって安心していられません。
関節炎の原因は、体重過多によるところが最も多いのです。
体重過多→関節が痛む→動かなくなる→運動不足による体重過多・・・といった悪循環に陥るケースも多く見受けられます。適正な食事(質と量)を家族全員が協力して守りつつ、軟骨の再生に必要な栄養素を日々摂取させることが何よりも大切です。
愛犬の健康を守れるのは飼い主であるあなたしかいません。
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上記の様な症状が見られたら、かかりつけの獣医さんに是非ご相談ください。 |
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■関節の機能と軟骨
関節の機能と柔軟性は動物の加齢と伴に悪化したり、運動や競争からくる身体的な無理の掛かり具合に依存します。
滑膜性の連結部で出会う骨同士の先端を保護する関節の故障は関節軟骨の摩耗や損傷の結果として発生します。
関節軟骨は、その周辺にある滑液と一緒に、骨同士が出来る限り摩擦せずに、動ける様にし、また路面からの衝撃を吸収します。
また、関節軟骨は驚くべき再生能力を持ち、容易に復元します。その主要構成要素であるコラーゲンとプロテオグリカンは、生合成により作られます。
その為には適切な原料が充分に補給される事が必要です。
コラーゲンは蛋白質で、組織を結合し、その極めて強い抗張性を軟骨に備えます。
プロテオグリカンは複合蛋白質で、吸収と放出の運搬能力に必要とされる圧縮弾性を軟骨に与えます。
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■骨関節炎について
医学用語では関節消耗性疾患、また普段は関節炎やリューマチと呼ばれる骨関節炎。
犬の関節炎は、慢性の痛みを引き起こす重要な病気の一つです。
成長期の骨軟骨症・外傷・肥満・加齢・感染・遺伝性疾患・免疫性疾患等の様々な原因により引き起こされます。
関節炎は、関節(特に大きく動く関節)に体重の負荷がかかることなどで、徐々に進行していきます。
骨関節炎の初期段階は骨軟骨症と呼ばれ、『成長期の中・大型犬の肢の関節に発病する進行性の病気で、『関節軟骨の損傷』『関節構造の変形』『滑膜の炎症』が生じる』と定義されています。
骨軟骨症は10年ほど前から多く見られ出した症状ということで、その原因の究明は最近になって先進各国で行なわれるようになりました。これまでのところ遺伝性、カルシウムの過剰摂取、フローリング等の滑りやすい床の増加、骨の成長の不一致などの原因が考えられています。
骨関節炎の中期段階は、関節軟骨が(関節部の表面の輪郭部分である柔らかい組織)破損しすると、関節皮膜の内壁の内部は炎症が起き、損傷組織は関節の内壁の表面に取り付き、厚くなった様に見えたり感じたりするようになります。
関節炎は一般的に時間と伴に進行し、その動物(人も犬も)が関節痛の兆候を現します。
骨関節炎の犬は休息後に強ばり、特に朝1番の寝床から起きた時に強ばります。
前日に長く歩いた時の犬は顕著に、休息後の関節の強ばりと痛みが一層酷い。さらには立つ事が出来なくなります。
この状態は老齢の動物に顕著に見られますが、骨粗鬆症や股関節異形成のような発育異常があった場合には若い犬にも見られることがあります。
また、関節を骨折したことが原因でも骨関節炎になることがあります。
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ファイザー製薬資料より
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■骨関節炎の予防 − 予防の3原則
犬が関節炎にならないように、飼主であるあなたに出来ることが3つあります
- 適正な体重を維持する
軟骨の再生に必要な必須アミノ酸やビタミン・ミネラルを普段から摂取させることが大切です。
また、あなたの愛犬が太りすぎている場合には、関節に過剰な負荷がかかるので、関節炎になる可能性が高くなります。このような場合、適正な減量が必要となりますが、減量のためには適正な食事(質と量)を家族全員が協力して守りつつ、軟骨の再生に必要な栄養素を摂取させることが何よりも大切です。
- 環境の整備に気を配る
フローリングの床で生活している犬は、小型・大型犬ともに関節炎が誘発されやすいと言われています。きっかけはフローリングの床の上で滑ったり、ソファーからフローリングの床に飛び降りる時に滑るためです。最近、日本の家によく見られるフローリングの床には、カーペットを敷くなど住環境への配慮も大切となります。
- 制限運動(緩やかで規則正しい運動)をさせる
老齢期をむかえた愛犬に、激しい運動は禁物です。なぜなら激しい運動は、関節に過剰な負担を強いることになるからです。しかし逆に、運動が不足しても関節はこわばり、筋肉が萎縮してしまいます。緩やかで規則的な運動を行うことで、適度に関節を動かし、筋肉を使わせることが大切です。愛犬の適正な運動量については、かかりつけの獣医師にご相談ください。
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