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夏を越した回数によるフィラリアの感染率
1年 38%
2年 89%
3年 92%
・・・あなたの犬は大丈夫? |

フィラリア予防薬にはいくつかの種類があり、それぞれに特徴があります。
(当サイトでは3種類の予防薬を取り扱っています)
よく誤解されることですが、フィラリアの予防薬はフィラリアの幼虫を駆除するものであり、成虫を駆除するものではありません。
成虫の駆除には別の方法が必要です。
くわしくはフィラリア感染とフィラリア症状をお読みください。)
お値段的にもこんなにお得!
フィラリアは主として犬の心臓と肺動脈に寄生する虫で、成虫は体長200~300・ に達しますが、太さは1~2・と非常に細長く、ちょうど白い太めの糸のような形をしています。
フィラリアは蚊が媒介します。つまり、幼虫を体内に持っている犬から血を吸った蚊が 新しい犬に移すのです。
したがって、既にフィラリアに寄生されている犬がいて、それを媒介する蚊がおり更に新しい犬がいる、というのがフィラリアの拡がる条件になりますが、残念なことに日本のほとんどすべての地域がこの条件に該当しますので、日本の犬にとってフィラリアは非常に深刻な健康障害になっています。
おそらくほとんどの室外犬にはフィラリアが棲みついているものと思われます。
以下、このフィラリアについての知識と予防法についてお伝えします。
フィラリアが寄生するとどうなるか?
フィラリア成虫は申し上げたとおり非常に大きな寄生虫ですが、成虫は心臓よりも肺動脈に棲むことを好みます。
成虫は肺動脈の血流の中を泳ぎながら血液を栄養として暮らし成長を続けます。
成虫のいる犬の肺動脈は強い炎症と血液の凝固を誘発します。
多くの成虫のいる場合、心臓は流れの悪くなった肺動脈を通じて血液を送らなければいけないのでそこに大きな負担がかかることになります。
フィラリア成虫の寄生数が深刻なケース(体重18kgの犬で25匹以上)では、成虫は犬の心臓の右心室に棲むようになります。 |
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心臓に寄生しているフィラリアの成虫
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そうなると成虫が心室のかなりのスペースを占めるようになり、送り出される血液の量
を 減少させてしまいます。
50匹以上が寄生する更に深刻なケースの場合では心室は成虫で塞がれ、心房まで虫が
いるようになります。
100匹以上棲む希なケース(その前に大多数の犬が死んでしまう)では、右心室と心房が虫に占拠され、心臓に血流を送り出すのための余地がほとんどなくなります。
この状況になると助かる犬はほとんどいません。
フィラリアはどうやって寄生するか?=フィラリアの生活環
(1)幼虫(幼生)
の誕生
雌雄のフィラリア成虫のいる犬の体内では交尾により幼虫が生まれます。
(フィラリアは他の寄生虫のように卵を産むのではなく、ミクロフィラリア
Microfilariaeと呼ばれる幼虫を直接生みます。)
ミクロフィラリアは体内の血液循環に乗って、成長しながら蚊に吸われるのを待ちます。
ミクロフィラリアは自分が生まれた犬の体内では2年間ほど生きることが出来ます。
もし、それまでに蚊に吸われて犬の体外に出ることが出来ないと、それ以上生き続ける
ことが出来ないで幼虫のまま寿命が尽きて死んでしまいます。
ミクロフィラリアは一旦蚊に吸われて体外に出ないと成虫になれない宿命をもっているのです。
ミクロフィラリアは母犬がそれを持っていると胎盤バリアを通
過し、生まれる子犬に移ることがあります。しかし、この場合でも、ミクロフィラリア子犬の体内で成虫になることは出来ずしたがって先天的にフィラリアの症状を発症する心配はありません。
フィラリア幼虫の成長には5段階あり、それぞれL1,L2・・・L5と呼ばれます。
レボリューションやハートガード30などのフィラリア予防薬は、蚊から移されたフィラリア幼虫(L3)を殺すのですが、もし体内にミクロフィラリア(L1)もいれば一緒に殺してしまいます。
これらの予防薬は成虫を殺しません。フィラリアの血液検査は血液内のミクロフィラリアを顕微鏡で確認して行いますので、予防薬を使った後フィラリア検査をすると成虫がいるのに結果
が陰性になってしまうことがあります。
(2)蚊の体内へ
首尾よく蚊に吸われたフィラリアの幼虫は一定の条件下でL2,そして新しい犬に移ることの出来る段階、L3にまで成長します。
成長に要する時間は蚊の環境状態に左右されますが、一般的に言って2,3週間といった
ところです。
幼虫が蚊の体内で成長するには成長期間を通じて13.8度c以上の気温が必要です。気温がもっと高くなると成長に要する時間は短縮されます。
(3)新しい犬へ
犬が蚊に刺されたとき、L3期の幼虫は直接犬の血流に注入されるわけではありません。
そうではなく、蚊の差し口に近いところに唾液のようなものに入って置かれます。
犬の体内に移行するには、L3が唾液の中を泳いで刺された後を通り血の中に入るまで
唾液が乾いてしまわないことが必要です。
(幼虫も結構苦労しているんですね。)
新しい宿主の体内に辿り着くと、L3は皮膚の内側で1~2週間生活しL4になります。
L4も皮膚の内側で3ヶ月かそこら成長を続け、L5期に達すると宿主の犬の血液循環に入ることが出来るようになります。
L5はヤングアダルトであり、事実上成虫のようなものです。
ヤングアダルトフィラリアは血液に乗って心臓に入り、心臓から成虫が交尾しL1を産むことが出来る肺動脈に(もしスペースがあれば)移ります。
L3は犬の体内に移ってから約5~7ヶ月で交尾可能な成虫になり「幼虫の誕生」に戻ります。
L5期の幼虫はミルベマイシン系予防薬(インターセプターなど)で死にますが、イベルメクチン系予防薬(ハートガード)では死にません。
「レボリューション」を含め、これらの予防薬は主としてL4段階の幼虫を完全に駆除します。
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